|
11月 6日 先週C先生のオフィスで受けた血液検査の結果がでました。問題なしとのこと。とりあえず、一安心です。検査当日、その前夜の食事にはくれぐれも気をつけようと思いました。甘いもの(果物を含む)は厳禁ですね。 11月 7日 明日から主人は6日間日本へ出張・・・。 私は以前から伸びすぎている足の爪が気になって仕方がない。もう、さすがに自分では切れない。でも主人から切ってもらうのもなんだか怖い。でも、この爪では分娩台の上で笑われると思い、いよいよ決断。神経があるわけではないので痛いはずはないのだけれど・・・ 11月 8日 とうとう主人は出張へ・・・入れ替わりに6日間、友人が我が家に泊まってくれることになりました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。早めに産まれますよと言われているだけに、この大きなお腹でひとりでは不安がいっぱい。彼女は広東語はもちろん英語、北京語、そして日本語と超バイリンガル。とても心強い限りです。ご主人にはご迷惑をお掛けしてしまいましたが、私達は修学旅行のように夜遅くまでおしゃべりを楽しみました。 11月12日 今日は本当は検診日。ですが、私のマンションに泥棒が入ったため(真っ昼間の2時にです)外出禁止令が出てしまい検査には行けませんでした。私は家にいたので全く外の出来事に気づいていなかったのですが、丁度買い物に出掛けていた友人が「あなたのマンションに泥棒が入ったので、私は中に入れません」とマンションの下から携帯電話で教えてくれました。下を覗いてみると、私のマンションがパトカー8台に囲まれていました。私はもうひとりでドキドキ。とりあえず窓は閉めて、鍵をチェックして、玄関前には椅子でバリケードを作ってはみたものの、私はまるで動物園の檻の中の動物のように、お腹をさすりながら、部屋中の窓から窓へと“蜘蛛男”(香港では泥棒のことをさします)がいないかどうかとチェック。警官が見回りにきてもこの人が本当に警官かどうかわからず、ドアを開けていいものかどうか迷ってしまいました。しかし警官は「人質になっていないかどうか体をみせて証明して下さい。」と引き下がりません。もう本当にパニックでした。そして案の定、あまりの興奮にお腹は痛くなり、この夜はほとんど眠れませんでした。 ちなみに泥棒は捕まらなかったようです。翌日管理人にから「よくあることだよ」と言われ、さすが香港と思いました。 11月13日 朝、検診へ・・・朝食を抜いてでかけたところ今日は前回の汚名返上。いつのも検査には何も引っ掛からず、体重も2.3キロ落ちていました。 今日は最初の検診以来初めての内診。とは言っても先生は指で子宮口の開き具合の確認をするだけなので、日本のように覗き込んだりはしません。私は既に2cm開いているとのこと。そろそろ出産日が近づいてきたなだなと感じました。先生の話によると、ここからは赤ちゃん次第とのこと。2,3日中か一週間、10日後かはわからないと言われました。今日のBPDは9cm、体重は2900〜3000gでした。(診察料$735、内診があったためかいつもより高かったです) 今日は13日の金曜日・・・私にしてみると映画からの印象で不吉な日というイメージがありますが、香港では13日は”サップサ”でさっさと生まれる、なおかつ金曜日は”金(おかね)”と幸運な日なのだそうです。ですが、せっかくここまで来たので、主人が帰ってくる明日までお腹の中にいて欲しいなって思っています。 11月14日 主人が日本から私の母を連れて帰ってきました。とりあえず、これでいつ産まれてもいいぞと思った途端、23時50分おしるし(赤ちゃんの入っている卵膜が少しはがれて出血すること)を発見! 産まれる前から、なんてこの子はいい子なんだろうと、既に親ばかしています。 11月15日 おしるしがあったせいか、なんだかお腹が気になって眠れない・・・痛い訳ではないのだけど、どんな格好をしてみても居心地が良くない。寝ている主人に、なんだか変な感じ、大丈夫かなって声を掛けると「安心しろ、おまえにはエピデュラル(無痛分娩用の硬膜外麻酔のこと)がついている」と言われてしまいました。全く・・・と笑っているうちにいつのまにか私も眠っていました。 11月16日 今朝になっても陣痛の兆候は全くなし・・・本にはおしるし後、一両日中には陣痛が始まりますと書いてあるので、不安になり病院へ電話をしてみました。 しかし、陣痛がないとどうしようもありませんとのこと、少し歩いて陣痛発生を促して下さいとアドバイスを頂きました。 早速、母とショッピングへ出掛けましたが、赤ちゃんの洋服が増えただけで、陣痛には結びつきませんでした。 11月17日 まだまだ出産まで余裕がありそうなので、主人と母の3人で上海蟹を食べに行きました。得意の「これが最後の外食だね」と言いながら、またこの週末飲茶をしてたりして・・・と苦笑いの私達。 家に帰ると友人から電話があり「留守だったから病院へ電話した」との事。ああ、立場がありません。みんなが首を長〜くして待ってるから、早く生まれてきてね、美南(名前決定)! 11月19日 午後から検診へ。なんと内診の結果、すでに4cmも子宮口が開いているとのこと。でも私自身はいまのところ全く陣痛は感じていません。しいて言えば、足の付け根が痛いぐらい・・・少しお腹がいつもと違う感じもしますが、赤ちゃんが動いているのか、収縮しているのかわかりません。これがもしかして前駆陣痛っていうものなのかしら???陣痛ってわかりますか?なんて素朴な質問をしたにも関らず、スタッフの方が丁寧に陣痛の流れを教えてくれました。 とにかく先生いわく、私はラッキーな産婦らしい、きっとお産も早く進みますよとのこと。先週はC先生から7分間隔(日本の本では初産婦は10分と載っていました)になったら病院へと言われていましたが、今日は規則的に陣痛が来るようになったら早めに病院へ来て下さいとのことでした。もうひとつ先生からのアドバイス、無痛分娩にするなら早めに注射をしないと分娩に間に合わないよとのことでした。 私の赤ちゃんの頭は既に骨盤に固定されているので、後は本当に陣痛を待つばかり・・・先生からもすぐだと言われ続けているにも関らず、一向に肝心の陣痛が始まりません。周りからはそろそろオオカミ少年との声も聞こえてきます。この周りからのプレッシャーに負けてしまいそうな小心者の私。「なんかお腹が痛い気がする」なんて言ってはみたものの、主人から「無理しなくてもいいよ」と優しい?お言葉を頂きました。この緊張は、いつまで続くのでしょうか・・・これだけ盛り上がり続けていると、肝心の私が少し覚めはじめてる(よくいえば度胸が据わった!かな)なんて話しもありますが・・・(診察料$735) 11月20日 朝から母と散歩がてらということでまたまたショッピング。やっぱり陣痛には結びつかず、箪笥の肥やしが増えるだけ・・・午後から少し収縮が始まったものの、痛いと噂の陣痛とは思えません。病院内の桜ヘルスサービス(TEL 2835-0509)の日本語ホットラインに電話をして相談したところ「痛くなくても陣痛のことがあります。子宮口が4cm開いてるならもう入院されても構いませんよ」と言われました。なかなか病院へ行くタイミングがわからず、主人が帰宅して一緒に病院へ行こうと思っているうちに、既に20時50分・・・ここまで来たら、日付が変わる0時まで粘ってみよう(入院時間に関係なく真夜中の12時を過ぎて午後2時までが1日と設定されています)と思っています。少しシラケ気味の主人と母は「明日の朝で大丈夫だよ(私も実はそんな気がしています)」と言っています。この週末生まれてくれたら万々歳なのですが・・・ 私は気分を変えて、この大きなお腹と胎動をのんびり楽しもう!と思っています。 という訳で妊婦日記が『香港出産ドキュメント』に変わるにはまだまだ時間が掛りそうです。 11月21日 ウフフフ、実はまだ自宅なんです・・・“早めに”と“安産体質”という言葉が、私を病院へ…と急がせたのですが、やっぱりお産はそんなに甘いものではありませんでした。 結局、朝(9時半)まで待って(私としては待ったつもりでした)病院へ出掛けました。シャワーを浴びて、朝ご飯もしっかり食べて(香港は日本と違い、陣痛中は食事、水も飲ませてもらえなかったという話を聞いていたので)、明るく「行ってきます」と余裕でタクシーへ乗りました。そして、病院へ着くと、運良く私の担当医、C先生とバッタリ会いました。「痛くはないけど収縮があります」と伝えたところ、早速、産科に行き検診を受けました。両親学級で見学した分娩室に連れて行かれ(ここで気分は最高に盛り上がりました)、内診をしたところ、子宮口はおとといの検査同様、4cmとのこと。先生はそのままご自分のオフィスへ戻られました。その後、分娩監視装置を一時間ほどつけて陣痛がきているかどうかチェックした結果、看護婦さんから「まだまだですね」と一言。確かにグラフをみてみると、陣痛(って言っていいのかしら)はとても不規則でした。「5分おきになったら来て下さい」と言われ、いろいろ今までの流れを説明しましたが、「まだまだ、もっと間隔が短く、そして強くならないと駄目ですよ」と言われました。「おしるしも一週間前にあったのですが」って言ってみたものの(言い訳がましかったかも)、「そうでしょうね、子宮口が開いていますから・・・」と軽くあしらわれてしまいました。本ばかり読んで頭でっかちになってしまっていた私、お産は人それぞれと再認識をさせられました。(ちなみにうちの母の友人の娘さんは、子宮口4cmから15日間もかかったそうです) その後、1時間ほど病院内を歩いて、再度、分娩監視装置をつけましたが、変化はなし・・・「7分から10分間隔でしか陣痛が来ません。このまま入院するか帰宅するかはお任せします」と看護婦さんから言われ、帰宅することに。主人は「予行練習ができて良かったよ」と言ってくれましたが、私はなんとなく気恥ずかしい。陣痛ってやっぱり痛いものらしい・・・こんなに笑顔で病院へ来ては行けなかったみたい。実は、私昨晩お腹が痛いといいながらも眠気に負け間隔時間をきちんと測ることが出来ませんでした。主人から「やっぱ寝れるよう(いびきつきだったそうです)では陣痛じゃないんだよ」と言われ、小さくなっている私です。 もちろん、帰宅後はまた散歩へ・・・「とても朝、子供を産みにいこうと思っていた人間とは思えない」と言われながらも、とことこてくてく歩くこと、3時間。ですが、ちっとも変化はなかったので、最後に(まだまだ最後が続いています)日本から手伝いに来てくれている母と一緒に夕食を食べに出掛けようということになりました。もち帰った入院セットの中からまたカメラを取り出す自分が妙に情けなかったです。 入院手続き(両親学級の際に提出した書類では型が古いので書き直して下さいと言われ改めて記入し直しました)もすっかりすませ、私用の名前バンド(さすがに赤ちゃんの分はまだでした)まですでに頂きました。本当にあとは陣痛を待つばかり・・・長期戦だねと覚悟を決めた私達、明日は朝から飲茶に行くぞ!(診察料$450) 11月22日 ラララン!今日は飲茶とショッピングへ・・・開き直って楽しんでいます。以前、美南のために買っていた洋服に合わせて、お揃いのTシャツをゲット。早く一緒に着て、お出かけしたいな。 11月23日 午後20時!やっと陣痛が・・・やっぱり前日の痛みとは全然違う痛みが!やっと陣痛が始まりました。間隔が一回一回、短くなります。今度こそ、病院へ行ってきま〜す。ふ〜、頑張るぞ! |