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いつでも食べる うし日記 どこでも食べる
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平成9年 12月 1997年

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12 月 8 日 に は 「 炸 茄 子 」 、 26 日 に は 「 X O 醤 黄 喉 小 炒 」 の 写 真 を 追 加 し ま し た 。 ふ ふ ふ 、 お い し そ う で し ょ ん 。

9月も食べた10月も食べた11月も食べた1月も食べた2月も食べてる

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1997年12月31日(水)

お昼ごはんは、清涼補湯、油菜、魚香茄子、白飯。デザートは貢梨。日本から風邪の体調を心配するメールをいただく。29日の夜ごはんがチョコ&オレンジと知り、たいへん不憫に思われたらしい。すこし反省して、面倒でもちゃんとごはんを食べようと決心。千枝子さん、ありがとう。ご心配おかけしました。うし、元気です。しかも、なかなか痩せません。

腱鞘炎の原因がわかる。むっちゃ単純なことだった。外付けマウスを使うの、忘れていた。うしTPのポイントマウスは、右手首に非常に負担がかかるのだった。あー、なんておばか。

「ママのごはん」に釣られて、香港人の友達の家へ。夜ごはんは「煎[魚完]魚」「粉絲蝦米椰菜花」「豬[才八]」「煎[魚/綾のつくり]魚餅」「瑶柱蒸蛋」。ううう、うまい。久し振りにいただく家庭料理(香港のね)は、ホントにおいしくって「しばらくこの家の子になりたい」と真剣に思う。

身体にやさしい「清涼補湯」

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1997年12月30日(火)

風邪だアテンドだと大騒ぎしていたら、西洋暦ではすでに晦日。う、気付いたらシゴトがまったく進んでいない。頭痛に甘えてる場合じゃないぞお。お正月明けの締め切りは間近。慌ててワープロソフトを立ちあげる。ああ、終わらない。どうしよう。悩みながらもネギとショウガをたっぷり入れ、焼肉(シウヨッ=皮付き豚肉のロースト)でおだしを取り、湯麺を作って食べる。

急にスープが飲みたくなって、湯料を買いに行く。おいしいし、体にもいいメニュー。でも、いつも途中で止められず、飲み過ぎてしまうのす。頭ではわかっているが、ついつい「もう一口」が身についてしまっている。すこしは節制しなくっちゃ。今日のは排骨を使った清涼補湯。でもおいしく飲めるのは、今晩遅くか明日になってから。ははは。気の長い話だ。

おやつは貢梨。絞りたてというふれ込みで、思わず手に取ったオレンジジュースは、飲んでみたらやたら甘い。舌に残る後味も変。うー、やられた。砂糖なんか入れるなよ、まったくもー。ぷんすか。

香港版「出前一丁」 なんとなく今日は、右手が変だなあと思いつつ、そのままパソコンに向かっていたら夕方になって、手首の腱鞘炎が再発する。いだだだだ。急にくるんだよな、これ。最近、夕方から夜にかけてが、具合の悪い時間帯。今日はピアス穴まで危険信号だ。こういうときは、お昼寝に限る。おやすみなさい。

夜ごはんは病み上がり(上がってないけど)なので、干し貝柱のお粥。ん、病んでる真っ最中のがごちそうだったって?ま、よくあることだ。

お仕事しながら夜食に中国みかんを食べたら、急激に腹ぺこ。「出前一丁」葱香排骨味の泡麺(お湯を入れて3分でできるやつ=写真左)を作って食べる。なんだか懐かしい化学調味料の味。お鍋で作るやつ(写真右)のがおいしかった。あのね、公仔麺(ゴンチャイミン=インスタントラーメンのこと)って、かつおだしで作るとおいしいんだよ。知ってた? 別にどうでもいいことなんだけど。さ、婦人警官のイギリス土産の紅茶を泥棒して飲もっと。

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1997年12月29日(月)

お昼は臘腸ごはん。うまい。うますぎる。

婦人警官がイギリスから帰る日。いつもならお昼すぎには戻るのに、夕方になってもまだ帰らない。ちょっと心配。

寒気がする。頭も痛い。10日以上も風邪引いてるのに、なかなかよくならない。いやだよお。でも、こんなに食べまくって遊んでりゃー、あたりまえかあ。ただ困ってても仕方ないのでお昼寝する。お昼寝してたら、何度も電話が入って起きる。年末年始旅行組が続々と香港へ到着。でも、今回は具合悪いし、あんまりみんなに会えそうにないなあ。ま、1月1日の食事会だけは参加しよう。問題は、どこにするかだ。「地元っぽい汚いとこがいい」「床ぬるぬるはきらい」などリクエストまばら。これが結構困るんだよ。

突然、婦人警官が帰ってきた。元気そうで安心。日本で買った「むくみ防止ハイソックス」をおみやげにあげたら「次は腿まである長いやつを買ってきてくれ」といわれる。とほほ。香港で買うと異常に高いのだそうだ。こんなソックスがあることすらうしは知らなかったのに。さすが健康フェチの香港人。

頭痛が治らないので、もう一度ベッドへむぐる。夜、ごそごそと起き出して、夜食にチョコレートとオレンジを食べる。まだ頭がいたい。やっぱり頭痛薬飲もっと。

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1997年12月28日(日)

立派な「潮洲凍花蟹」でした 九龍城の創發潮洲飯店でお昼ごはん。「潮洲凍花蟹」(茹でた花蟹)、「蒜茸琵琶蝦」(琵琶蝦のニンニク蒸し)、「椒鹽P尿蝦」(シャコのチリペッパー揚げ)、「清炒豆苗」(豆苗の炒め物)、「炸豆腐」(潮洲風揚げ豆腐)、「蓮藕湯」(レンコンスープ)、「潮洲[麥曲][米果]」(黒ゴマとピーナツ入り揚げ菓子)、「白果清心丸豆爽」(潮洲風緑豆のお汁粉。銀杏とギュウヒのようなクニュクニュが入っている)。花蟹も蝦もシャコもむちゃくちゃ大きくて食べ応えがある。なのに決して大味じゃないのがうれひ。んもー、うますぎ。全員がもくもくと蟹・エビ・シャコくんたちと格闘。両手で持ってかぶりつくと口の周りがベタベタになるのだが、誰もお構いなし。恐いほどの静寂だ。しかも真剣。

食いしん坊家族は「蓮藕湯」のお出汁に使われた「豬尾」(ジューメイ=ブタのしっぽ)やら、シャコの上にかかった生の香菜までぺろりとたいらげる。このしとたちったらホントに通。ん、というより、ただのいやしん坊かもしれないな。今日のこのお店もまた、大サービスの冷房が強すぎて、途中でジャケットをはおる。体の芯からさぶい。あんたらなんで平気なんだああああ。あ、働いてるからか。

おやつは義香豆腐店で「凍豆腐花」「熱豆漿」「煎豆腐」。

そ、それにしても食いしん坊家族のなぜなに攻撃はすごい。家族全員で違う方向を指差し、「あれは何」「これはなぜ」を延々繰り返す。あまりに疑問が細かく、それはうしの知識では対応しきれないほどであった。本日、うしの弱点が「甘いもの」「魚の日本名」であると発覚。ちっ、修業が足らんな。質問攻めにあきると皆、香米だの、ココナッツ風味の甘いお餅だの、菊茶だの、潮洲風工夫茶のお手前セットだのを、飛行機のチェックイン寸前まで買いあさる。放っておいたら、いつまでもここにいそうなので、無理矢理空港へお連れする。

家に戻っておやつに中国みかんとネーブル。

久しぶりにフラスカティ(白ワイン)を開ける。あきたこまちを炊いたら、驚くほどおいしく炊けてしまい、急激にばくばく食べ過ぎて胃が痛くなる。食べ始めたら、止まらなくなってしまった。な、なさけない。あきたこまちって、この粘りがたまらなくおいしいんだよなあ。これで作ったきりたんぽ、うまいだろうなあ。しかし、う、いでででで。今日の食べ過ぎは、食いしん坊家族と一緒に日本からやってきた沼津・田丸屋のわさび漬けも、元凶なのであった。

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1997年12月27日(土)

海天堂の「感冒茶」を飲んだにもかかわらず、昨日夜遅くまで食べ歩いたせいか、風邪をぶり返す。ぶー、調子わるい。頭が痛くてボーッとしている。仕方ない、昼間は温かくして寝てることにしよう。

夜、太子(プリンスエドワード)で食いしん坊家族と再び待ち合わせ。なるべく地元っぽいお店で、おいしい叉焼ごはんをどうしても食べたいというので、ツェンワンまで行くことにした。途中、同治堂で「感冒茶」を立ち飲みする。うー、やっぱりまじい。

香港ずきに「こんなお店もあるよ」と話すと、必ず行きたがるのが「江南焼臘飯店」。もともとは、パソ研会長で叉焼老板(チャーシューロウバン=知る人ぞ知る!叉焼のお味にむちゃくちゃうるさい)のYKKさんから教えていただいた、たいへんディープなお店だ。古くて床がぬるぬるの小さな小さな焼臘店。ここの叉焼がとてもおいしい。ムカシ住んでいたのがこの近くでうしはたまたま土地勘があり、ここへ通うようになった。毎日のように通った街市も目と鼻の先だ。

食いしん坊家族は厨房にぶらさがっている焼臘類を見ながら「全部食べたい」とワガママをいうが、前例を作るとお店にも申し訳ない。即座に却下し、好みを2つまでに限定する。それぞれ「叉鴨飯」(叉焼と油鴨のせごはん)、「鴛鴦鶏飯」(白切鶏と[豆支]油鶏のせごはん)、「叉鵞飯」(叉焼とローストグースのせごはん)、「鵞骨飯」(ローストグースと焼排骨のせごはん)、「叉鶏飯」(叉焼と白切鶏のせごはん)をオーダー。当然、例湯(ライトン=スープ)、油菜(ヤウチョイ=茹で野菜。今日は菜心)も注文。ビールは近所のお店で買ってきて、持ち込む。ほとんど宴会。

周りのテーブルには、近所のフツーの香港人がひとりで、また家族連れでごはんを食べにきている。その素朴で飾らない雰囲気が非常に気に入ったとのこと。皆、なんだかびっくりするくらい狂喜してくださる。よかったよかった。

デザートは佐敦(ジョーダン)の茶餐店でミルクプリン。そのうち、うしの顔色があまりに悪すぎると心配した食いしん坊家族から「早く帰れ」と追い返される。いや、うし、もともと顔色悪いのすー。

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1997年12月26日(金)

急にフロッピーが使えなくなったので、しばし生写真はお休み。どうやっても、データを認識しなくなってしまった。毎日気張ってデジカメのマビカさんをフル活動させ、おいしそうなええコたち(お料理です。ハイ)をいっぱい写してるのに、お披露目できなくって残念。でも、無理していぢくって、自分でうしTPを壊すよりもいいと判断。年明けにパソ研が始まるまで、きっとこのまま。悲しいけど、仕方ない。

フロッピー復活!少しずつ写真を増やします。(98年1月3日)

午後、ようやく連絡が取れた食いしん坊家族と合流。香港仔(アバディーン)へ。海天堂を見つけたので早速入り、「感冒茶」に塩少々をふって一気飲み。うー、まずい。でもこれ、効き目抜群なのだ。その後謝記(チェーゲイ)で「什窩河粉」(イカ団子・魚団子・さつま揚げ・牛肉団子入りの麺)と、菜心(チョイサム)の油菜。デザートは仙跡林で「椰香珍珠[女乃]茶」。

上環の樂茶軒で「單業」のお点前。「やっぱ、んまいね〜」とご機嫌でお茶を飲みまくっていたら、パソ研のパンさんに偶然お会いする。すごく久し振り。とってもお元気そうで、なんだかうれしい。年明けに、おいしいごはんで再会をお約束する。

北角(ノースポイント)の街市(ガイシイ=市場)にあるレストラン、東寶小館へ予約の電話を入れたら「今日はいっぱいなんだけど、今すぐ来られるならテーブルを取っといてやる」といわれ、大慌てで樂茶軒を出る。

「XO醤黄喉小炒」だよん 約束の時間を5分過ぎて到着。よかった、テーブル、あった。ふう。サンミゲルの黒ビールと普通のビールを注文し、メニューを相談。リクエストを募ると、「あそこのテーブルで食べてるカニ!」「あっさりしたお野菜!」「ニンニクを乗っけて蒸したエビ!」「蒸した石斑(セッパン=ハタ)!」「XO醤もの!」と、待ってましたとばかりに食いしん坊家族全員が強く自己主張を始める。こういうワガママなら大歓迎。食べたいものがはっきりしているので、非常にありがたい。従って、その通りオーダーすることにした。

「避風塘羔蟹炒」(羔蟹のニンニク炒め)、「蟹粉炒豆苗」(エンドウの芽の蟹ミソ炒め)、「蒜蓉蒸蝦」(蒸しエビのニンニクのせ)、「清蒸石斑」(蒸したハタ)、「XO醤黄喉小炒」(豚の食道とセロリ、くわいのXO醤炒め)。これに白飯ふたつを頼んでみんなでシェア。「清蒸石斑」の、魚のうまみが凝縮されたお醤油と「避風塘羔蟹炒」の香ばしく揚がったニンニクを、ごはんにぶっかけて食べる。激ウマ。食いしん坊家族は、バッグに忍ばせてきたビニール袋に、残ったニンニクを入れて持ち去る。明朝、お粥に入れて食べようという魂胆らしい。

デザートは尖沙咀(チムサアチョイ)の糖朝で「豆腐花合桃露」(おぼろ豆腐入りクルミのお汁粉)、「明爐麻蓉丸」(ゴマ団子入りショウガ湯)、「芝麻糊」(黒ゴマのお汁粉)、「トンパラッ」(白玉団子にゴマ&ピーナツをかけたもの)。

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1997年12月25日(木)

日本からくる食いしん坊家族と食事の予定のはずが、いつまでたっても一向に連絡なし。心配になってホテルへ連絡すると、もう外出した後。夕方まで待ってみたが、電話がないのであきらめることにした。中環(セントラル)の陸羽茶室で臘味の炊き込みごはんを食べようと思ってたのにい。ぷんすか。

で、香港人のおともだちに電話。香港人の彼女は彼女で、夕飯に家で火鍋をやるので、うしを誘うため何度も電話を入れてくれてたらしい。つながらなかったという。見事にすれ違いの一日。ううう、世間はクリスマス。折角シゴトも一段落したのに。ん、あれ、も、もしかして、うしがインターネットに繋げていた???だとすると、うしのせいだ。がく。(注:うしはおうちでもモバイラーなのらー。ほら、居候だからね。ははは、ほんとは面倒で電話線をいぢくってないだけ)

というわけで、これから、新界の汀九(ティンガウ)まで火鍋しにいきます。火鍋の写真、後でここにアップしまーす。楽しみにしてねん。

ただいま〜。いやいや、盛り上がったすー。うし以外すべて香港人。総勢15人での火鍋。あまりに人数が多くって、立食ホームパーティのようになってしまう。楽しかったー。メニューは結構練り物が多い。下記、書き出してみる。

・「牛肉」
・「[魚へんに完]魚片」(ワンユィは大ぶりの川魚。香港人が普段家でいちばんよく食べるのがこのお魚。通常は蒸して食べるけど、火鍋に入れるのもポピュラー。ワンユィは、正面から見ると目が離れていて、口はオバQ。結構愛敬のある顔をしててかわいい。ただ、どうにも川魚なのであの独特の臭みはぬぐえず、日本人には苦手なしとが多い)
・「炸魚蛋」(揚げた魚団子)
・「魚蛋」(魚団子)
・「鮮[魚へんに綾のつくり]魚球」(今日は街市でレンユィという川魚のすり身を買ってきて、塩、胡椒で味付けし、つみれのようにして使った)
・「炸魚餅」(いわゆるさつま揚げ)
・「墨魚丸」(イカ団子)
・「蟹柳」(カニカマボコ)
・「猪肉丸」(豚肉団子)
・「黒椒牛肉丸」(ブラックペッパーがピリッと効いた牛肉団子)
・「腐竹」(ゆば)
・「菜心」(チョイサムという青菜)
・「蘿白」(ダイコン)
・「豆腐」
・「豆腐ト」(四角くてコロコロした油揚げ)
・「生菜」(サニーレタス)
・「雪梨」(中国梨)

最後に書いた「雪梨」は、火鍋をすると喉が渇きやすくなって水分をたくさんとるようになるので、それを避けるために入れるというもの。だから、最初からスープに入っている。ほのかな甘みがあっておいしいので、ぱくぱく食べる。そんでもって、うしはダイコンが大すきなので、これまた好んでよく食べる。いつでも「日本人はダイコンずき説」(香港人はよくこういう。だから日本人のこと「蘿白頭=ローバッタウ。つまりダイコン頭」っていうんだって!へんなの〜)を自ら証明してしまうのだった。

デザートは糖水。「麥米花生黒糯米西米」(麥米と生ピーナツ、黒いもち米、タピオカ入りのお汁粉)。あまりのおいしさに、おかわりする。

帰りはちょっと遅くなったので、おともだちのお兄さんに送ってもらう。ちなみに彼は救急車の運転手さん。なんだか、周囲には公務員が多い。

火鍋の写真、いっぱい撮ったんだけど、うしマシンがフロッピーを読み込んでくれない。ときどきこれがあるので気が狂いそうになる。どうしてなんだろう。ううう。フロッピーのせいかなあ。やっぱそのへんでまとめて売ってるやつじゃだめなんだろうか。わからないようん。

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1997年12月24日(水)

激ウマの「酸辣椰汁鶏湯」 夜、油麻地(ヤウマアディ)で待ち合わせ。

2週間後に結婚式を控え、毎日親戚一同からお祝いのごちそう責めに遭い、中国料理に食傷気味というふたりが「エスニック料理を食べたい」というので、九龍城へ行きタイ料理を食べることになった。もうひとりのおともだちは、昨日3週間のタイ出張から香港に来たばかり。こっちはこっちでさすがに「タイ料理はちょっと」というが、しかたがないので、彼女のほうに折れてもらうことにした。ごめんね、まこちゃん。

お店は超満員。予約なしで不安だったが、丁度最初の客が帰る時間帯。すぐに座れてホッとひといき。オーナーのサンディさんがクリスマスプレゼントにと、全員にクリスマスキャンドルをくださる。こんな小さな心づかいがうれしい。

「カレークラブ」、「ココナッツチキンスープ」(酸辣椰汁鶏湯)、「ビーフサラダ」、「グリーンチキンカレー」。あんまりおいしくて、カレークラブのソースをパンですっかりさらい、グリーンチキンカレーはスチームライスで食べつくした。ビーフサラダがむちゃくちゃ辛く、3人とも「ひー」「うわー」「ぎゃー」と、食べるたび騒ぐが、タイ帰りのまこちゃんは「味はいいけど、ぜんぜん辛くない」とひとり冷静。うううう、恐るべし。「酸辣椰汁鶏湯」は、ココナッツ風味の酸っぱくて辛いスープ。香草、レモングラスが効いて、コクがあり、ほんとうにいいダシが出ている。こりはおすすめらー。

しかしこの店、むちゃくちゃ冷房がきつい。大サービスにもほどがある。デザートのムースが出る頃には、体が冷えきってしまった。風邪対策にと、結構な厚着ででかけたが、それにしてもさぶすぎる。これからトニー・レオンの新作映画を見に行こうと盛り上がっていたが、香港の映画館はさらに冷蔵庫状態なのだ。ここで無理してぶり返したら、あとがたいへん。大事をとって、うしだけお別れ。うー、残念だけど、おやすみなさい。

後日、事後報告として東京へ戻ったまこちゃんからメール。あの日旺角(モンコック)の映画館は、それはそれはさぶく、まるで雪山のようだったそうな。結局、皆あまりのさぶさにトイレへ避難したという。うー、ぶるる。考えただけでさぶいぞ。恐るべし、香港の冷房。

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1997年12月23日(火)

「うし日記」を、Yahoo!さんが12月25日の「今日のオススメ」に載せるという。ひえ〜。おろおろおろ。しかしせっかくの機会なので、10月からしばらく(というか、ほとんどだなー)怠っていた「うし日記」の大改革&テコ入れを決意。集中したら、思いがけずはかどる。人間、やればできるもんだと感心。ま、テコ入れといったって写真を入れるだけなんだけどね。これがうしにはヒジョーにむじかしいのす。香港ずきのしとも、そうでなかったしとも、みんな楽しんでくれるといいなあ。

新しいデジカメのマビカさんは、マック分科会のmissaさんが使ってらしたのを見て、あまりに便利そうでうらやましく、真似して買うことにした。なんといっても暗いとこに強いのがいい。しかし、売り場では新しく出たズーム付きのが横に並べられていて、どうにも選べない。で、パソ研会長のYKKさんにご相談したら「ズームがいいのでは?」とアドバイスくださったので、いう通りにする。PC神様の意見は絶対だからね。F1.8という驚異的明るさのレンズと、価格差との割合がうしにはよくわからなかったのだ。しかし、超・接写ができるわ、夜景は撮れるわでむちゃくちゃ感動、笑いが止まらない。このマビカさん、香港では出たばっかりで、MTRエスカレーター脇のポスターで広告をよく見かける。持ち歩いてると、結構注目を浴びるのでおもしろい。

で、これまでの「うし日記」を読み返してて突然気付いたんだけど、うしったら、香港で毎月風邪ひいてやんの。もしかして、病弱だったのか????喉はもともと弱いんだけどねん。あいや、知らなかったすー。

微熱があるので、家で温かくしてお仕事。お昼は炒飯と油菜、ストロベリーキウイティー。にがにがの感冒茶は昨日と同じ同治堂のもの。HK$18なり。いや、ふんとに苦い。がるるる。

夜ごはんには、野菜あんをたっぷりかけたスープそばを作る。かくし味に、「蝦醤」(ハーチョン=オキアミを発酵させた調味料)をすこし。コクが出ておいしいのす。最近は結構日本でも手に入るんじゃないかと思う。デザートは「天津鴨梨」。

※HK$1=約17円

「蝦醤」はこれ!

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1997年12月22日(月)

まだ頭が痛い。リンパ腺もずきずきする。でも、大分身体が軽くなってる(体重じゃないよ)。うー、仕事もしなくちゃいけないにゃあ。うだうだしながらも、結局は仕事を始めるコンサバなうしである。う、やばい、お腹がすいてきた。やっぱ、風邪を引いてもダイエットは無理かー。

残りのダイコン、紅生姜、中国ネギで撈麺(ロウミン=混ぜ麺。焼きそばじゃなくて、混ぜるだけ。香港ではとっても一般的な麺の食べ方)を作る。

出かけた帰りに海天堂へ寄ったらすでに閉店。ここの感冒茶、効くんだけどなー。仕方がないので同治堂へ入る。感冒茶を頼むはずが、口から出たのは「鮮芒菓西米露」(シンモンゴォサイマイロウ=マンゴのタピオカ)。ああ、喉が腫れてるときってたしか「甘いもの」「ちべたいもの」が禁止だった。でも、食べたいんだもん。しょうがないんだもん。ここのはタピオカとマンゴジュースが別々の器に入って出てくる。ちべたくてうまいすー。しやわせだー。帰りがけ、忘れずに「感冒茶」をテイクアウトする。「感冒茶」には甘い梅を付けてくれて、しめてHK$43。

家に帰ったらお腹がぺこぺこ。仕方なく黄ニラ、シイタケ、生根(サンコン)をチキンスープで煮込み、あきたこまちを炊く。中国ネギを茹でて、納豆ごはんにする。うますぎて悲しくなる。今日は体重を計るの止めよう。

※HK$1=約17円

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1997年12月21日(日)

相変わらず具合がわるいので、朝からお昼寝。なんと、食欲がない。こういうときは、料理をするに限る。集中できるので具合わるいのも忘れるし、作っているうちにたいてい食欲が出てくるものだ。へんな理屈だけど。ん、そうだ、今日は和食にしよう。おいしいあきたこまちがあるではないか。

そんなわけで久し振りに樂富(ロッフー)の吉之島(ガッチートウ=ジャスコのこと。広東語ではこういうのだ)へ。日本のダイコン、日本のコンニャク、日本の納豆。おおお、なんでもあるぞー。しかし、どういうわけだかかつお節がない。何を隠そう、うしはかつお節フェチだ。だからって「枕崎の本節の枯れ節の雄節」とはいわないから、せめてパック入りの「花カツオ」くらい置いてちょーよ。いや、しかし、ないものは仕方がない。やっぱこういうものは日本人客が多い銅鑼灣(コーズウェイベイ)か太古(タイクー)へ行かないとなー。うーん、九龍灣(カオルーンベイ)や樂富ではだめかあ。

痛い頭でぼーっとしながらも、今日はダイコンと生根(サンコン=山根とも書く。小麦粉のグルテンを揚げたもの。いわゆるお麩と同じ素材。油揚げに似た味わい)をかつおだしで煮ようと思っていた。ま、仕方ない。干し貝柱とチキンのスープを使おう。これはどこにでも売ってる缶入りスープで、非常に便利。火鍋のスープにしてもうまうまだ。300ml程度のちっちゃい缶でHK$6〜9程度で買える。好みに応じ、チキンだけ、干し貝柱入り、中国ハム入りの3種類がある。

生根は油っぽいので、熱湯をかけて油抜きを3回。ダイコンは面取りをして、お米のとぎ汁で下茹でする。こうすると表面がでこぼこにならないと、母から教わった。うしはひとり暮らしでも教えを忠実に守るよいこである。現在婦人警官が旅行中なので、キッチンのものは使い放題だ。かかか。土鍋でダイコンをことこと煮込む。なんか、妙にしやわせだぞー。干し貝柱とチキンのスープに油抜きした生根と茹でたてほこほこのダイコンを入れ、あとはとろ火で煮込むだけだ。その間に、お稲荷さんを作る。吉之島でできあいのお稲荷さん用油揚げが売っていた。日本のお酢は見つからなかったけど、すし酢が売ってたので、市販のものを使うことにする。すし飯には紅生姜と白ゴマを混ぜる。うしは紅生姜フェチでもあるのだ。白ゴマは生のものしか売ってなかったので、フライパンを使い自分で煎る。これ、結構時間がかかるんだよ。

しばし、あたまが痛いのも忘れ、和食づくりに没頭。しかし結局最後までお腹はすかなかった。仕方ないので、「ストロベリーキウイティー」と「天津鴨梨」2個をしゃりしゃり食べる。薬は、婦人警官が愛用しているやつと同じ銘柄を買ってみた。「樂信感冒靈」。ピンクと白のかわいい錠剤だ。2粒飲む。夜、試しに体重計に乗ったら、1キロ痩せていた。おおお、この意気じゃあ。

※HK$1=約17円

「天津鴨梨」だっ!

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1997年12月20日(土)

大方の予想をはずれることなく、お医者さんへは行かなかった。ははは。しかし、具合は悪いままだ。鶏インフルエンザの謎がまだ解明されていない香港である。こうして笑ってて、ホントにいいものだろうか。

これまでにも何度か書いているが、うしは根っからの東洋医学ずきである。熱があるような風邪のときは「西洋医」へ行けと、香港人の友人からさえもいわれるが、自分の体調は自分がいちばんよく知っている。これは「医者より自分」という父親譲りの頑固思考。今更変えようがない。医者そのものは嫌いじゃない。興味の対象とあらば、毎日でも通う。しかし、いまはその時期じゃない。興味が東洋医学へ行っているので、なるべくこっちへもっていきたい。要はひとり人体実験。こんな機会を逃してなるものか。肌の調子、目と舌の色、自分の身体によく聞けば、困る状態かそうでないかはたいていわかるものだ。喉が痛く少々熱っぽいが、肌の調子がすこぶるよいので、結局お医者さんはやめることにした。午後は中醤医のアン先生のマッサージを受けるんだもんね。身体のなかに溜まってるはずの「風」を取ってもらおっと。

エステの部屋には冷房が入っていた。裸で横たわるにはさぶすぎる。5分ほど待たされて先生が来たので、すぐに「風邪引いてて、頭痛いんですう」と訴える。先生は「そりはたいへん」とばかりに、身体のうえにタオルやら毛布やらをありったけかけてくれる。だったら冷房とめればいいのに。だいたいいつもは頭からいくが、今日は背中から。おお、よく考えたらそこは「風邪のツボ」だ。自分でも勉強していくと、ますますおもしろくなってハマるのが東洋医学である。うしは気管が弱いようで、重点的にツボを推してくれる。確かに気持ちがいい。身体がポカポカしてきた。先生の手のひらも温かく、なんだか眠くなる。足の次は、頭と首のマッサージ。おおおおおいいい痛い、たたた痛すぎる。だけどむちゃくちゃきぼちがいい。あいや、でも、うああああいででででで。気が遠くなっていくなかで「ああ、そこは風が出て行くツボ」と、確認を怠らないうしであった。なんとえらい。

フト気が付くと、薄暗いお部屋でひとり高いびき。マッサージ中に爆睡してしまい、うしが風邪ひきと知ってそのままにしてくれたらしい。終了時間から20分が過ぎている。慌てて着替えて外へ出て、白湯をマグで2杯飲む。リンパの流れが活発になっているため、さらに循環させて毒素を尿として外へ排出させるのだ。このマッサージの後は、いつもおもしろいくらいお手洗いが近くなる。

帰りに涼茶舗(リョーンチャーポウ=漢方茶スタンドのこと。香港の街中には至るところにこれがある)で、感冒茶を飲む。うー、苦い。

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1997年12月19日(金)

昨日の炊き込みごはんがあまりにおいしかったので、再び挑戦。しかも、本日は土鍋で炊く。さらに具は臘腸(ラプチョン)と臘肉(ラプヨッ=豚バラ肉を調味料に漬け込んで乾かしたもの。脂っぽいけど、非常にいいお味です)、2種類の臘味(ラプメイ)を使うことにした。炊き上がったごはんに、老抽をかけて蒸らす。お焦げがあまりにおいしくて、感動。

おやつは天津鴨梨。香港人はへーきで皮ごと食べたりするが、うしは梨の皮がきらいだ。

夕方、くしゃみ&喉の痛みがひどくなった。原因はたぶん、昨日乗ったタクシーの冷房だ。折りしも、今、香港は鶏報道の真っ最中である。いやな時期に風邪を引いた。電話で友達にいったら、「遊びに来るな」という。しくしく。仕方ない。明日、お医者さんへ行くことにしよう。

香港の冬の味覚「臘肉」

うしが作った特製「臘味飯」の日へ急ぐしとはどうぞ。(98年1月7日)

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1997年12月18日(木)

うし大好物の「薑葱撈麺」 お昼ごはんに、あきたこまちの新米で臘肉の炊き込みごはんを作る。ううううまい。

上環(ションワン)の樂茶軒で打ち合わせを兼ねてお手前。今日は「桂花烏龍茶」(=クァイファーウーロンチャー)。きんもくせいの香りがするフレッシュなウーロン茶だ。お茶受けは干しすももとピーナツ。

おやつは銅鑼灣(コーズウェイベイ)の池記で、「薑葱撈麺」(キョーンチョーンロウミン=ハリショウガと白髪ネギの混ぜ麺)と「油菜」(茹でた青菜)。

2回目のおやつは銅鑼灣(コーズウェイベイ)のジャーディンバザーで、「粢飯」(チーファン=油條のおにぎり)と「葱餅」(チョーンペン=ネギ餅)、「鹹豆漿」(ハムタウチョーン=塩味の豆乳)。

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1997年12月17日(水)

お昼は「焼肉鶏飯」(シウヨッガイファン=皮付き豚肉のローストと白切鶏のせごはん)、「油菜」(ヤウチョイ=茹でた青菜)、「青紅蘿白湯」(チェンホンローバットーン=ダイコンとニンジンのスープ)。白切鶏に乗っかっている薑葱油(キョーンチョーンヤウ=ショウガとネギのオイル)がおいしくて、少し余分にもらってごはんにまぜまぜして食べる。

おやつは同治堂(ドンジートン)で「鮮芒菓涼粉」(シンモンゴォリョンファン=マンゴ入りの漢方ゼリー)。ちべたくておいしいけど、めっちゃ甘い。

夕方のおやつは、大嶼山(ランタオ島)昆平(ゴンピン)の寶林寺(ポウリンジー)前の屋台で「腸粉」(チョンファン=お米の粉で作った蒸しクレープ)。

夜ごはんは、九龍城(カオルーンシティ)の創發潮洲飯店へ。「清炒珍珠蝦」(真珠蝦の上湯炒め)、「炸豆腐」(揚げ豆腐)、「豬尾花生堡」(豚のシッポと生ピーナツの煮込み。最後の文字は下が「火」)、「蒜蓉通菜」(空心菜のニンニク炒め)、「蓮藕湯」(レンコンのスープ)、「[魚倉]魚粥」(マナガツオのお粥)。

デザートは九龍城広場前の許留山。うしはちょっと風邪気味なので、二十四茶(ヤーセイメイチャー)を飲む。にがい。

「焼肉鶏飯/油菜/青紅蘿白湯」

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1997年12月16日(火)

「チーズロブ」 尖沙咀(チムサアチョイ)の竹園海鮮酒家で飲茶。おともだちがペニンシュラブティックでトマトブレッドを買ってきたので、「芝士牛油龍蝦」(チーズロブスター)も注文。

おやつは上環(ションワン)で燕の巣。今日は「川貝杏仁燉燕窩」に挑戦。杏仁の香りがほんのりとして、身体にやさしいお味。ついでに亀ゼリーも食べる。いつもの海天堂よりも食感はやや固め。しかし、入れ物はここがダントツかわいい。なんと、燕柄だ。

夕方、銅鑼灣(コーズウェイベイ)で蛇スープを食べる。ほんの一口だけなのに、身体がぽかぽかになる。蛇スープ、恐るべし。

尖沙咀へ戻り、シェラトンのバーで夜景を見ながら赤ワイン。暗く静かなお店で香港島が一望でき、なかなかおすすめのスポット。こんなに長くいたのに、いままで知らなかった。夜遊びスポットに関してはまったく無知なうしである。とほほ。

おともだちが「あまりお腹がすいてないけど、ごはんが食べたい」とわがままをいうので、佐敦(ジョーダン)の徳興で火鍋することにした。スープは、辛いのと辛くないのの2通りが楽しめる「鴛鴦湯底」を選ぶ。具は、牛肉、えのき茸、生根、豆腐、ダイコン、イカダンゴ、もやし。ダイコンが思いがけずおいしい。

佐敦の許留山でトンパラッ(白玉だんご)。おともだちはマンゴのタピオカだの、スイカのタピオカを注文してにこにこしやわせ顔になる。

夜の「火鍋の具」

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1997年12月8日(月)

香港に寒波襲来。さぶい。テレビの天気予報でもさんざん注意を促したせいか、いきなり街中が冬支度。そこまでしなくても、というくらい、街を歩く全員が超厚着。今日は火鍋屋が繁盛しそうだ。

朝は焼排骨飯と菜心(チョイサム)の油菜。

おやつに大排當でミルクティー。

お昼ごはんは銅鑼灣(コーズウェイベイ)で粢飯(チーファン)と鹹豆漿(ハムタウチョン)。

夜ごはんは北角(ノースポイント)街市(ガイシイ=公共の市場)にある東寶小館で「椒鹽瀬尿蝦」(チウイムライリウハー=シャコのチリペッパー炒め)、「炸茄子」(ジャーゲイジー=茄子のフライ)、「XO醤黄喉小炒」(エックスオーチョンウォンロンシウチャウ=豚の食道の炒め物。匂いも癖もなくて美味。セロリとよく合う)。サンミゲルの黒ビールをしこたま。

アツアツの「炸茄子」

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1997年12月7日(日)

「鹹豆漿」も、うしの好物 朝ごはんは、天津鴨梨。1個HK$3.50。

お昼は、上環(ションワン)で「瑶柱燕窩粥」。デザートに「鶏蛋冰糖燉燕窩」。

夜ごはんは、銅鑼灣(コーズウェイベイ)で「粢飯」(チーファン)と「鹹豆漿」(ハムタウチョン)。ふふふ。これは、最近のお気に入りだ。デザートには中国みかんを食べる。甘い。

※HK$1=約17円。

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1997年12月6日(土)

朝ごはんはガーデンの「排飽」(パイバウ=バターミルクパン)と「ストロベリーキウイティー」

お昼ごはんは尖沙咀(チムサーチョイ)の「雲呑麺世家」で、大好物の姜葱撈麺(キョーンチョーンロウミン=白髪ネギと千切りショウガのまぜ麺)HK$23と、[虫豪]油芥蘭(ホーヤウガイラン=茹でた芥蘭にオイスターソースをかけたもの)HK$18。料金をピッタリ払おうとしたら、HK$5足りないという。理由は「土曜日だから高い」。うきー、ふざけてる!でも仕方ない。ここおいしいから、つい入っちゃうんだよぉ。ちっ、今度から土、日は避けよっと。

家に戻ったらなんだかザーサイ臭い。不思議に思ってキッチンをのぞく。確かに、ザーサイもあった。でもそれだけじゃなかった。ザーサイと天津冬菜と梅菜が、新聞紙の上に広げて干してある。それも半端な量じゃない。クリスマス休暇をイギリスで過ごす予定の婦人警官の持参する食べ物の準備。もう1週間以上も前からいろいろやっていたけど、今が佳境か。いや、それにしてもすごい量。イギリスで、お店でも開くつもりなんだろうか。ふう。

おやつに天津鴨梨と中国みかんを食べながら「夜ごはん、何にしよう」と考える。ほんとに何にしよう。

とても悩んだわりに、結局夜は火鍋にした。銅鑼灣(コーズウェイベイ)の英記。スープは上湯と麻辣湯の鴛鴦(2種類のスープ)。具は、ダチョウのお肉、生根、冬磨A炸茘芋、天津白菜、四寶丸。相変わらずおいしくって、最後のスープまで意地きたなく楽しむ。ずずず。

※HK$1=約17円。

「ストロベリーキウイティー」

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1997年12月5日(金)

「叉鶏飯」もおいしいよん お昼ごはんは「黄韮冬俣猪ヒ」(ウォンガウドンクートンミン=黄ニラとシイタケのスープそば)。デザートは「天津鴨梨」。カタチは洋ナシ、お味は二十世紀。甘みは少ないが、瑞々しくしゃりしゃりとして美味。

おやつは「スイーティ」と「チョコレート」。

夕方のおやつは「三文巻」(サーモンののり巻き)。

夜ごはんは、「叉鶏飯」(チャーガイファン=叉焼と白切鶏のせごはん)。

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1997年12月4日(木)

お昼は臘腸堡仔飯(ラプチョンポウチャイファン=臘腸の炊き込みごはん)、蒜蓉油菜。油菜には昨日の菠菜(ポウチョイ=ホウレンソウ)を使う。蒜蓉はニンニク風味のこと。婦人警官の臘腸がだんだん減っていく。ほんとに食べちゃっていいのかにゃ、と少し心配になる。

夕方、急に東京から電話やファックスが入って、ばたばた。結局パソ研には行けずじまい。残念。英記のお鍋、食べたかったなあ。夜ごはんは、お仕事しながら、雪菜肉絲麺を作って食べる。

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1997年12月3日(水)

お昼は炊き込みごはん。昨日の煮物のあまりを使う。お米を仕込むとき、なんとなくひと味足りない気がして、ハリショウガをぱらり。香りよくしあがって、満足。菠菜(ポウチョイ=ホウレンソウ)で油菜。デザートは青りんご。

尖沙咀(チムサアチョイ)の台湾風喫茶(といわれてる)「仙跡林」で「草苺土司」(苺ジャムトースト)と「珍珠[女乃]茶」(黒くて大きいタピオカ入りのミルクティー)。セットでHK$22。これは、おやつ。今日は結構さぶくて、みんな冬支度。もうバーゲンが始まっていて、エスプリなんてものすごいことになってる。ふう、ぶるる。

「大家楽」(ダイガーロッ)という香港ファストフードのお店に入り、「鹹魚肉餅堡仔飯」。油菜とスープとお茶付き。今度、ここのひとり火鍋にも挑戦してみよう。

最近会った色白&肌つるぴかの香港美人たちが、揃って「燕の巣」「珍珠粉」(真珠パウダー)といってたなあと思い出し、裕華國貨(ユーワーゴッフォ=中国デパート)の薬売り場で「珍珠粉」を購入。おうちに帰ってお湯で飲む。無味無臭。美白効果があるというが、果たして???そりゃ、真珠は白いけどさ。それにしても、うしったら最近「人体実験とどまるところを知らないの巻き」なのよー。ここんとこ確かに肌の調子はいいけど、いろいろやりすぎて、どれが効いてるんだかまったくわからない。ま、いいけど。

※HK$1=約17円。

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1997年12月2日(火)

昨日、婦人警官から「食べてもいいよ」とお許しをもらったので、キッチンの壁にかかっていた臘腸(ラプチョン=腸詰め)で、炊き込み御飯を作る。今日のお醤油は老抽という色付け醤油を使った。何度も書いてるけど、これはさほど塩気が強くない。う、うまーい。青みは婦人警官の菜心(チョイサム=香港ではおなじみの青菜。菜の花と訳されるけど、実はまったく味が違う。一年中食べられる)を少々くすねて油菜にする。

おやつは腸粉(チョンファン)。お米の粉を水で溶いて蒸し、くるくる丸めたもの。老抽、芝麻醤、[舌甘]醤、オイルをかけ、白ゴマを振り掛けて食べる。お持ち帰りにしてもらうときは、紙に包んでくれる。ふふふ。この、ぷるぷる加減がうまいのす。街市(ガイシイ=市場のこと)で、梨、青リンゴ、中国みかんを買う。お家で腸粉を食べた後、中国みかんを1個食べる。大きさはオレンジ大。見かけは悪いけど、皮はむきやすいし、甘くておいしい。どこでも1個単位で買えるから、どうぞお試しを。うしが買った中国みかんは1個HK$4。明日、HK$5のやつ、買ってみよっと。

これが「臘腸」

夜ごはんは、冬磨iドンクー=シイタケ)、糸蒟蒻、鶏肉、生根(サンコン=「先週の火鍋」参照)の煮込み。和中折衷の味付けにする。結構うまい。食後に梨を食べたら、ラ・フランスよりもさらになめらかで、食感がももに似てる。今日から勝手に「ももなし」と呼ぶことに決めた。

※HK$1=約17円。

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1997年12月1日(月)

これが「上海粢飯」 朝ごはんは、上環で「瑶柱燕窩粥」(イウチーインウォーチョッ=干し貝柱と燕の巣のお粥)。HK$18。

お昼は銅鑼灣で「上海粢飯」(ションホイチーファン)と「豆漿」(タウチョーン=豆乳)。「上海粢飯」は長粒種のもち米ごはんのなかに、油條(ヤウティウ=小麦粉を練ってぐるぐるねじり、揚げたもの)、肉髭(豚肉のフレーク)、ザー菜(いわゆるザーサイ)が入った細長いおにぎり。似てはいるんだけど、粽じゃないんだよなー。結構説明むじかしいにゃん。両方でHK$15。

ふふふ、写真入れたよ。これでわかるねん。(98年1月3日)

おやつは、昨日採ってきた「沙田柚」(サーティンヤウ)。こりは、ただ。

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「うしめーる」