yama_title_s.gif (6k) (5)大嶼山 II〜海賊の故郷を尋ねて〜

大嶼山(ランタオ島)の南西部の海岸沿いの山道を海賊の故郷を尋ねながら歩く山旅を今回は紹介。
コースの概要はランタオ・トレイル(全長70Km)の、第6ステージから第8ステージを逆に歩く様な形で、出発点は石壁(SHEK PIK)でゴールは大澳(TAI O)所要時間は約5時間半です。梅窩(ムイオー)までの行程(フェリー)は「(2)ランタオ島 I」(リンク)を参照。

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梅窩からのバスは5番乗り場。石壁行き(日曜は8ドル)で約30分で石壁に着きます。石壁のバス停は水瓶(リザーバー)のダムを渡りきった所でここからスタート。ダムの下にある監獄は、香港の凶悪犯(殺人犯)を集めた刑務所ということでまさに香港版「島流し」といったところです。
バス停からは1時間20分程、舗装道を歩けば狗嶺涌(KAU LING CHUNG)ですが、ここからランタオ・トレイルを外れて狗嶺涌を目指しましょう。狗嶺涌からはマカオと香港を行き来するジェットフェリーがよく見えますが狗嶺涌からマカオまで直線距離にしてわずか32Kmといった標識に思わず納得。

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この狗嶺涌から本格的なこの日のコースの始まりとなりますが、狗嶺涌直下にあるキャンプサイトは香港屈指のお薦めのキャンプサイト。べらべらべらべらべらべら食っているのかしゃべっているのか分からないバーキューグルメ?は見当たらず、よってゴミもほとんど無し(ゴミ箱自体が余り無かった)。きれいなせせらぎが流れ、 このせせらぎを利用した洗い場がまた清楚。まさにマナーをわきまえたハイカーたちの利用するキャンプサイトといった所。浜辺も近く、これでラジカセのボリュームさえもう少しせめて小さくしてくれれば文句無しとしたいが、それを失っては彼等もかわいそう。このロケーションの良さに免じて許すとしましょう。 さてこのキャンプサイトの利用は次回に回すとして分流(FAN LAU)を目指します。

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キャンプサイトから一気に登りつめれば再度ランタオ・トレイルに合流。そして分流東灣でまたトレイルと分かれ、歴史的遺産物を散策。まずは1700年代の明の時代からの歴史が残る分流砲台。ここまでキャンプサイトから約1時間。さらに10分程で新石器時代の遺跡といわれるストーンサークル。しかしこれはどこが遺跡なのかといったところで、まるで山の中でよく見かける墓とたいして変わらない感じであり、やや失望。

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この辺りからが海賊が出没するといわれる海岸線が始まります。分流西灣からはまたランタオ・トレイルに合流し煎魚灣と、まさに沖行く漁船が海賊船集団に見えてくるから不思議である。この辺りの廃村もかつては諸国の美人をかっさらってきた海賊たちが酒盛りを繰り広げていたのではと想像すれば、歩く疲れもなんのその。

やがてトレイルは山間部を経て二澳(YI O)の浜辺に出、ここからゴールである大澳までは海伝いのルートとなる。分流村から大澳まで約2時間。
大澳は水上家屋で知られる漁村だが、中心地を流れる川にある、渡しで対岸に向かう。一人50セントの渡しだが何人か分まとめて払うよりは個別に払わないと、渡しの婆さんが払ったのか?とこわい顔で睨んでくる。渡ったところが香港バンクの大澳支店。こんなところの銀行でもETCのキャッシュ・ディスペンサーがありやや驚き。乾物等の露天街を行った奥にあるレストラン。名前が福満(正式には福満林)とあり、自然と足が吸い込まれて行く。7人で飲んで食べて一人当り85ドルでした。

福満林
Fook Moon Lam Restaurant
Tel. 2985-7071
大嶼山大澳29號街市街 No.29,Market St.,Tai O, Lantau Island.


帰りのバスは梅窩まで11ドル(平日は6.8ドル)で40分の道のり。[95/12/18]

square2.gif (117bytes) 香港山紀行目次square2.gif (117bytes)

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