| (15)香港の名瀑〜Ng Tung Chai Waterfall〜 |
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山登りのデリバティブ(派生商品)ともいえる楽しみ方の一つに沢登り(沢づめ)がある。谷筋を歩き、滝を越え水源の山を目指すといった一種の山歩きだが、今回は香港の名滝の一つを尋ねる旅を紹介。目指す滝はNg Tung Chai Waterfall、目指す山は香港の最高峰「大帽山」である。
登山口は「太刀屶〜ナイフリッジの山〜」(リンク)の下山口となった嘉道理農場(Kadoorie Farm)で、ここまではKCRの大埔、又はMTRのTsuen Wanからアプローチ。
嘉道理農場からNg Tung Chai Waterfallの麓の村であるNg Tung Chai までは車道を約30分。ここから山道となり、本格的な登山道の始まり地点である萬徳苑まで更に10分。しばらく登ると大帽山への尾根ルートとの分岐になるが、今回は沢沿いルートがあくまでも目的。
いよいよ登りが苦しくなり、あえぎながらまず着くのは中瀑(Middle fall)。萬徳苑から30分弱だが、なかなかの滝。そして更に15分急登にくるしめばMain fallとなる。訪れた時期が乾季にあたる冬のせいか水量に迫力は欠けたものの名滝としての品格は申し分無し。28ミリの広角レンズでもなかなか収めきれないスケールも誇り水温はかなりの冷たさ。
さてここから大帽山を目指すコースは地滑りのため通行不能との看板があるが、地滑り箇所はMain fallからしばらくの所のみで注意深く歩けばモーマンタイ。この危険箇所を過ぎれば10分程で最後の滝散髪瀑(Scattered fall)ここからは沢筋を離れトラバース気味に10分程歩けば大帽山への尾根ルートに合流する。あとは尾根伝いに1時間弱で大帽山手前の鞍部に出る。
ここからはMacLehose Trailでも十分おなじみのコースでコンクリートの道を30分程歩けば大帽山頂上。Tsuen Wan行きのダブルデッカーが拾えるTsuen Kam Auまでは大帽山道(ここをデートコースに上がってくる車も多い)をのらりくらりと山旅の疲れを癒しながら約1時間の歩きだ。
地図「新界中部」(香港地政總署測繪處発行Countryside Series)参照[96/01/27]