yama_title_s.gif (6k) (1)辺境の山〜半島を行く〜

新緑のプレーバーコーブ一周の途中にて(15k) 新界北部の最東部の半島を行く山旅を紹介。船灣郊野公園(Plover Cove Counry Park)鳳凰笏頂(Fung Wong Wat Teng)から黄竹角咀(Wong Chuk Kok Tsui)に伸びる半島だ。(よく細長い岬に出くわすとナントカ角咀という名前がついていることが多いが、角咀というのはそういう意味なのかな?ちなみに尖沙咀という有名な場所の咀はやはり岬ということでしょう)
今回は欲張ってPlover Coveを取り囲み、黄竹角咀も目指すというロング山行を選択(従って足に自信の無い人はエスケープルートも少ないのでやめた方が良い)。

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スタート地点は烏蛟騰(Wu Kau Tang)。KCRは粉嶺からタクシーで85ドル程度。ここからいきなり馬頭峰(295m)への登りとなるが、いくつかの道があり、尾根上のはっきりしたトレイルに出るまでが苦労する。烏蛟騰から馬頭峰までは約50分。(尚、あとでこんな大惨事にはなると思っていなかったが八仙嶺は仙姑峰の山火事が、もうこの時から煙がたっているのが見えました)
馬頭峰からは横嶺(Wang Leng)の長い尾根歩きが続く。赤馬頭(Chek Ma Tau)Wang Leng AuTai TungMount Newland(304m)紅石門Au石芽頭(Shek Nga Tau)を経て鹿湖(Luk Wu)Tungまでは2時間強の道のりだ。
途中、紅石門Auの名前がある通りこの辺りの岩が赤味がかっているのが面白い(トレイルの砂まで赤い)。長い道のりだが、遠くには八仙嶺、そしてPlover Cove や三椏灣(Sam A Wan)の入り江を眺めながら歩けば、苦にもならない。

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鹿湖(Luk Wu)Tungからは岬の突端を目指すルートとPlover Cove を回るルートが別れる形となるが、そのまま黄竹角咀を目指す(ここからはトレイルも荒れてくる)。鳳凰笏頂を経て、白角山(205m)の脇を通り最後のピークの大嶺(Tai Leng、152m)までは約70分。
ここから黄竹角咀までは往復で30分位だが、大嶺からの眺めは絶品だ。遠く平洲(Ping Chau)の名前の通り平べったい島や、その向こうの中国の半島が望める他、黄竹角海(Wong Chuk Koko Hoi)の先の島々。そして大赤門(North Channel)を行き交う船の向こうにはシャープピークの尖峰が鎮座している。

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絶景を楽しむ時間は油断すると帰り道の長さを忘れさせそうだが、帰路につく。来た道を戻るが、鹿湖(Luk Wu)Tungには登らずNgor Kai Tengに進路をとる。ここからはPlover Coveを回りこむ形となり、虎頭沙(Fu Tau Sha)までは大嶺から約2時間。さらに1時間強歩いてようやく伯公咀(Pak Kung Tsui)のコンクリート道にでるが、最後は疲れた足を引きずる様にこのコンクリート道をもう1時間歩いて終点の大尾督(Tai Mei Tuk)に到着。
大尾督は例の山火事の惨事で大騒ぎ。歩いている途中もヘリがよく飛んでいるとは思っていたが、まさか、中学生や教師の犠牲者が出ているなんて。改めて、この時期の山歩きのリスクの一つを実感させられました。なにはともわれ、同じ山歩きを愛する者として犠牲者のご冥福を祈りたい。KCRの大埔まではタクシーで54ドルでした。

地図「新界東北部」(香港地政總署測繪處発行Countryside Series、95年版)参照。[96/02/16]

プレーバーコーブの道のりは遠い(18k)
プレーバーコーブの道のりは遠い

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